美味しいご飯は世界を救う

 10月からようやく緊急事態宣言が解除されますね。これで飲みに行ける〜!なんて思いますが、まだまだ油断大敵。これから気温が下がり、ウィルスには最高の環境になります。ただでさえインフルエンザとか風邪が流行るんですから、感染力の強いウィルスはまた広まることでしょう。もいっかい言うけど、油断大敵。

 

 最近「甘々と稲妻」という漫画を大人買いしてしまったのですが、これが良いんですよ〜。妻に先立たれた主人公と5歳の娘、高校教師の主人公は家に帰るのも遅くて、毎日のご飯も疎かに。ある日帰ると娘がテレビに映った肉にしがみついていて、これはいかん!と少しずつ料理を学んでいくお話です。

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 冒頭のシーンで、5歳の娘つむぎちゃんが買ってきたお弁当を食べて、「おいしい?」という質問に「んー、まあ」と答えていたのを見て、(前にも話したかもしれませんが)奈良のLOSTAGEというバンドの五味さん(弟)が飲食店を始めた際に「子どもの舌を信じている」と言っていたのを思い出しました。子どもにとっての食は、大人の何倍も大切なことなんですよ。

 第一話では、料理、というより、土鍋でご飯を炊くだけで力尽きてしまうのですが、その炊きたてのお米を「おとさん(お父さん)!たべるとこみてて!!」と、食べるつむぎちゃんを見ているだけで、涙がぼろぼろ出ました。毎話、こんな感じで泣けます。(全然知らなかったけど、2016年にアニメやってたんだね。)

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 コロナ禍で、あまり外出もできず、どこに行っても、何をやっても制限が付きまとった生活の中で、唯一と言っていいほど、癒し、楽しみとなったのが、家での食事ではないですか?自分はこの期間により料理が好きになったし、美味しいご飯に精神が救われている実感がありました。

 料理家さんとか、飲食店とか、美味しいご飯を提供できるということがどれほど素晴らしいことか。飲食店があまり良い待遇を受けられていないですが、美味しいご飯があるこそストレス社会が救われていることをもう少し重要視しないといけないのではないかと感じた今日この頃でした。

 

 実は、このブログに毎回1,000字以上書くという課題を勝手に掲げて取り組んでいたのですが、ただいま900文字。小学校の時に夏休みの宿題で作文〇〇字とか出された時は「そんな書けるかい」と思っていたけど、ブログで100字なんてのはあっという間ですよね。ほら、もう残り、10文字程度で、1,000字達成〜♪