リリースが無事にできて
昨日ついに我々フジシカは初アルバム「フジシカファイブ」をリリースした。
そして生演奏という形で全曲届けることも出来た。
会場に足を運んでくれた皆さまありがとうございました。
フジシカファイブが皆さんの手に渡ったことは嬉しく、皆さんの生活の中で生きてくれればなと願っています。
フジシカファイブのレコーディングを手掛けてくれたのは友人のリーダー(チーナ・YLF・Foolclam)。録音の時からアレンジなどへのアドバイス、テイクに対するジャッジも的確で非常にストレスのないスムーズなレコーディングでした。また次回もお願いしたいと考えています。ちなみに「農民」の電子ドラムはアイディアだけを彼に伝えたところばっちりなトラックを作ってきてくれてそんなところでも活躍してくれています。第6のメンバーと言っても過言がない重要な人物です。
そしてジャケットやロゴのイラストを作ってくれたのはHAPPY（チーナ）であります。イメージを伝えたところ、こちらも期待以上のクオリティーで書いてくれました。他のグッズでも使えるであろうかわいいデザインに夢が広がります。今回デザイン系を主に担当してくれた藤岡とHAPPYのタッグで完成。今回のイメージを具現化するにあたってはチーナのメンバーに非常にお世話になりましたね。
バンド名も変わるしアーティスト写真も変更しようということで、こちらも古くからの友人であるDaisuke Murakamiにお願いしました。ネタバラシするとモチーフは幕末期のある一枚の写真をモチーフにしています。アルバムタイトルもそれがきっかけです。それを元にロケーション、構成を考えましたが、なんと撮影当日は雨で、濡れながらの撮影になりました。皆風邪ひかなくてよかった。結構寒かった。
上記３人のお仕事はフジシカファイブに封入されているのでそちらも併せて楽しんでいただきたい。
そしてリリースライブの感想。
今回のリリースライブで共演の荒井清弥はまだ自分と鹿ちゃんの二人編成の頃の数少ないライブの中で出会った仲間でして、自分はいつの間にか一緒に働くようになり、とつながりが深くなっていったわけで、フジシカとして所縁があり今回お誘いさせてもらった次第です。それこそ彼が21歳くらいの時から見続けているわけですが、彼の大きな声と正確なピッチと非常に強いエンジンを積んでいる喉なわけですが、彼が歌えばカバーと言えども彼の歌になるというか、それくらい強い歌声だと思う。よく今作っているデモを聴かせてくれたり、めっちゃいいーアーティストがいたんですよ！と教えてくれる辺りも音楽に対してのピュアな愛情ならではだと思います。なんとなくフジシカファイブを彼の前で流していたら大層喜んでくれました。
そして共演のファズピックスはまだおそらくカエサル長谷川抜きの4人編成時代、バンド初のリリースをファズピックスの企画で便乗させてもらうという一夜があり今回お誘いさせてもらいました。相変わらずのチダトモコ氏の美歌声にフレッシュさもあり安定感のある演奏に舌鼓を打ちます。オサム氏のギターがテレキャスになっていたのは深夜の庄屋でいかにファズにはテレキャスが合ってるかを一時間かけて熱弁したからかもしれません。ファズのキラキラした中にある荒々しさはテレキャスターが一番表現できると思うんですよね。まあ好みかもしれませんが。ちなみにファズの企画の時に出した盤は「藤鹿イェーイ」というタイトルで、フジシカファイブにも入っている「わかものイェーイ」、「tora」、「雪女」がいにしえバージョンで収録されています。限定枚数で売り切っているのでフィジカルの在庫はありませんが、欲しい人いるかな。
両者とも素晴らしい演奏で我々のレコ発を祝ってくれました。この場を借りて感謝を申し上げます。MCでしっかり紹介出来なかったのでこの場を借りて紹介させてください。
肝心のフジシカのライブはというと、ライブをやって気づくことも沢山あるのですが、それも終わった後には大体なんだったかを忘れてしまいます。大概は達成したのかどうなのか、それくらいしか残りませんが、正直1年以上ライブをやっていないので達成感という感じではないし、いいライブ出来てないなあという感じもありませんでした笑。演奏を楽しむ感じではいたので概ね良かったのではないかと思いますが。まあ個人的にはですよ。雪女ではこみ上げるものがありましたね。
というわけでフジシカファイブを世に放つことが出来ました。色んな方のおかげでなりたってることであるので、皆様には感謝です。これからどんどんフジシカファイブを売っていかねばならんので引き続き頑張るとして、まだ我々フジシカを知らない日本中の、世界中の皆さんが我々をキャッチしてくれるようなことも考えていくかもしれません。
フジシカ、良いバンドです。（某胃薬CM風に）
富士太
