花の名前がわからないよ

 花より団子派、どうも藤岡です。最近の休日と言えば、主に散歩。老後かよ、とツッコミたくなりますが、いかんせん自分の休日と言えばもっぱら家か美術館か映画館で過ごしていたもので、休業中の今は行く宛がないのです。行く宛がないので、いつもよりちょっと遠い近所をぐるっと歩きます。そういえばもう梅雨入りしたんですか?

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 先日の散歩で、道端にはいろんな花が咲いてるんだけど、何一つ正式名称がわからねえな、と思いました。しばちゃんがいつも綺麗なお花を紹介しているので、ふむふむと見ているのだけど、全くもって名前が覚えられない。自分はだいぶとど田舎の育ちで植物には嫌ほど囲まれて生きてきましたし、祖母は婦人のたしなみで茶道と花道の先生をしており幼少期にちょろっと教わったこともありましたが、全然身につかなかったですね。思い起こせば、花よりも花に寄ってくる虫を見ていた気がします。父親の影響で夏休みの自由研究はトンボとセミで、両者にはずいぶん詳しくなりました。種類によってどのような場所を好んで生息しているとか、幼虫を見ただけでどの種類かわかったりとか、だいぶうんちくが蓄えられました。ちなみに小学校6年のときに自主的に調べたのはゾウムシでしたね。これにはきっかけがあって、夕飯を食べているときに「なつゆは米ばっか食べるからコメゾウムシやな。」と言ったのがとても印象に残っていたからです。コメゾウムシとは米びつに侵入するいわば害虫なので、こんなこという食卓て!と今更ツッコミたくなりますが、虫苦手な人は検索しないでくださいね。はい、ダメ、ゼッタイ。

 本題を戻して、虫って単純にすごいんですよ。とりあえず、人間よりはるかに強い。(と思っている)有名な「蜘蛛の糸」という話がありますが、あれだけ人間がしがみついても切れない強度があります。小説では最後切れちゃったけど、現実的にクモの糸をタコ糸くらいの太さにすればトラックを引っ張れるとか聞いたことがあるようなないような。数年前に映画化されたテラフォーマーズ?も選ばれた勇者たちは虫の遺伝子を埋め込まれてましたよね。もともと人間が生態系の頂点でいることには否定的なのもありますが、虫に対しての敬意は少なからずあるんだなというのが書いていて思いました。

 ちなみに、夫はトンボの顔が苦手なんだそうです。つまり仮面ライダーも嫌い。トンボは眼がかっこいいのにさ。繰り返し見ているハンター×ハンターのキメラアント編にフラッタというトンボのキメラアントが出てくるのですが、これも本当に怖いらしい。

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いろんな人がいるんだな。ついでに言うと、わたしはドッドが集結した模様が怖いです。弟がいつかの夏休みの木工で、丸太の切れっ端に適当な穴をたくさん開けて、鉛筆立てを作ってたんですが、一目見て悪寒と吐き気を催しました。ハチの巣はぎり平気です。(これは経緯?)

 最後に、今週も多いに興奮させていただいたドラマ『大豆田とわ子と3人の元夫』で「古本に挟まっている虫みたいだね」というセリフが出てくるのですが、実際に見たことありますか?自分は本屋で働いていることもあり、2〜3度見たことがあります。主に紙しか食べないので、初めましての彼は体の色が真っ白で透き通っていました。ただ、これも検索しないほうがいいので名前は伏せておきますね。

 何が言いたかったかと言うと、あの日見た花の名前を知らないわたしに、花の名前を教えてください。⬇︎呼び名が多過ぎて解明されなかった黄色い花。

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