物に罪はないんだよ

 今日は木曜日ですね、順調に曜日感覚が薄れてきております、藤岡です。

 先日始めたフリマアプリでは3週間程で15点の品を売り捌き、1万円弱の軍資金を得ました。これで欲しいものを買う。箪笥の肥やしがゴミにならず宝に変わる、このイリュージョンに早くもハマりそうです。

 と、断捨離を意気込んでいてもやっぱり捨てずに大切にしておきたいものもあります。自分の持ち物を整理すると長年共にした革製品が多いことに気がつきます。主に財布、靴、カバン。どれも10年来の付き合い。10年も使っていると、カバンの内布はビリビリだし、靴の底は擦り切れて穴が空いてるし、だいぶメンテナンスが必要です。この機会にまとめて修理お願いしようかな〜と思っていたところ、先日放送された情熱大陸で、靴の修理職人の方が出演されていました。

 もともとオーダーメイド専門の靴屋だったようですが、今は修理を専門に受付けているのだそう。何足か修理の過程が出てきましたが、仕上がりが素晴らしく、デザイン性や機能性も高まり、まるで新しい靴を買ったようでした。これも、捨てずとも再び宝になるイリュージョン。

 また、最近はSNSで受注生産の洋服ブランドをよく目にしますよね。ちょっと高価かなと感じますが、本当に欲しい人へ必要な分だけ作って届ける、本来物作りはそうあるべきだと改めて思いました。さらに、ミナペルホネンというブランドではホテルから破棄される食器を買い取り、ミナのテキスタイルモチーフをプリントして再販するという活動もしています。これが安くてめちゃ可愛い。量産量販は安くて買いやすいけどその分ロスも多い。なんなら、限定品のプレミア価値を付けたいがために、ある一定期間販売したら余った在庫は破棄してしまうというブランドの話も聞きます。まだまだある悲しい現実。自分はこういう人間本意な行為がとても許せないようなのです。これは前世での経験が関係あると踏んでいるので、いつかインナージャーニーを体験したいと思ってます。

 話が逸れました。もう1つ逸れておくと、先日家の前に停めていたはずの自転車が忽然と姿を消しました。前の日まであったのに、翌朝出かけるときに見たらなかった!まあ、貰い物だったし?最近乗ってなかったし?空気も入ってなかったし?ボロボロだったし?ダサチャリだったし?誰か乗ってくれてるなら、それはそれでいいんだけど、別にいいんだけど、なんだかなあ、という気持ちです。

 とまあ、最近テレビでSDGsだなんだと言っているので乗っかってみました。消費ではなく循環な今日この頃。以前にも書いたと思うけど、地球に生きていることを忘れずに。(この精神も前世が関係あると思っている。)

 写真は関係ないけど、実家に帰省した妹から届いた愛犬の近影です。くうー、会いたい。

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